四国八十八カ所お遍路ツーリング「涅槃の道場」編レポート その6

さて、剣山を出発し、再び「酷道与作」を西へ西へと向かうところから。

次に向かうのは、剣山から約20キロほどの場所にある「落合集落」
何が有名なのかといえば、ここは四国の山深い山中の斜面に、張り付くように成立する集落の景観なのである。

国道439号を脇に逸れ、案内板に従って狭い道を登っていくと集落を一望できる展望所があります。

まあ、なんと素晴らしい景色であろうか!
c0133458_22464300.jpg



集落の起源は明かではないが南北朝時代には既に記録にあるそうで、平家の落人伝説も伝承されているそうです。
国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されています。
c0133458_22500090.jpg


いや~来て良かった!

何も無いといえばそれまでですが、それがまた良いのだ。
ここでしばしまったりと過ごし、お次はこれまた約20キロ先の「京柱峠」を目指します。

しばらく走ると、祖谷渓方面と京柱峠方面の分岐に到着する。

ここからいま来た剣山方面への酷道与作は、四国の有名観光地である祖谷渓~剣山を結ぶ観光ルートであることからかよく整備されており、酷道と呼ぶにはいささか物足りない様相を呈していたが、ここから京柱峠~大豊までの約30キロの区間は、昔ながらの酷道与作がふんだんに残っているそうなので楽しみなところ(笑

川沿いの交差点で、しばし一服の後に、いざ出発~(^_^)

現在地が標高約500メートル。
ここから標高1123メートルの「京柱峠」まで一気に登ります!
c0133458_21464874.jpg


人家も通行量も皆無の、いかにも四国らしい深~い山中をまったりと進軍します。
時間は真夏の正午に近いが、ジャケットを着ていてもそんなに暑くない。
c0133458_21493757.jpg
c0133458_21515793.jpg
c0133458_21535931.jpg


ちょうどお昼の12時ジャストに「京柱峠」に到着~
う~ん絶景、う~ん涼しい~
c0133458_22022562.jpg


この「京柱峠」、大変に歴史ある峠だそうでして、名前の由来も弘法大師に由来し、高知から京都への主要陸上ルートだったそうです。

峠には、ポツンと掘ったて小屋みたいなうどん屋が。
なんでも、ここの名物らしいが、正午にも関わらずお客は誰もいない…(^_^;)
c0133458_10162907.jpg



「しし肉うどん」が旨いらしいが、麓の大豊にある「ひばり食堂」の名物カツ丼が食べたいので、ここはスル~
峠の看板の前で記念撮影し、ここから大豊方面に下るのである。
c0133458_23305371.jpg



さあ、一気に下り高松と高知の大動脈である国道32号との合流点の大豊の街に到着。
朝飯もろくすっぽ食べてないので腹は減りまくり。

目指す「ひばり食堂」に行くと、そこには約20人はおろうかという行列状態…
腹が減った我が輩はとても待つ気になれず、再び酷道与作に戻り飯処を沿線で探すのである。

与作も、大豊から仁淀川までの約60キロの区間は、地元でも「高速道路」と称しているほどの高規格に整備されており、もう酷道ではありません!

通行量も少なく、我が輩の原付二種ではフルスロットルでも足りない位の道です(笑

午後も2時半になり、やっと「道の駅さめうら」で昼食にありつきます。
地元産の食材をふんだんに使ったカレーライスが旨かった~
c0133458_22214800.jpg


この日は天気も良いことから、地元のライダーさん達が多く立ち寄っており、渋いマシンも拝むことができました。

ここから、仁淀川まで超快適な国道439号を快走し、途中で松山~高知の大動脈である国道33号を経由、再度与作に入り津野町方面に向かう。
途中の矢筈トンネルの手前で左に折れ、ここで「酷道与作」に別れを告げ脇道に入る。

国道439号を走るのは、今回の旅ではここまでとなる。
これまでに「酷道与作」の走行距離は約250キロ、総延長約350キロなので、残すところは津野~中村間の約100キロで完全走破となる。
この区間は改良区間もほとんど無い、まさに酷道であることが予想されるので楽しみである。

さて、ここからは、以前台風による災害のために行くことが出来なかった「四万十川源流点」に向かうことに。

狭い山中をえっちらおっちらといくと、そこには小さな駐車スペースと立派な石碑があります。
午後も遅い時間帯のせいか、だ~れも居ません…
c0133458_22472951.jpg



ほんなら、ということで、いいおっさんの我が輩は、年甲斐もなく少年のようにブーツと靴下を脱ぎ捨て、小さな小さな渓流に入るのだ(笑
c0133458_22485450.jpg



真夏であるが、水はとても冷たくて、うひょ~っと気持ちいいの一言!
c0133458_22481406.jpg


さあ、時刻も夕方になってきたので、ここから今夜の宿である愛媛県は鬼北町にある、ライダーとチャリダーには有名な民宿「オン&オフ」に向かうのだ。

ここは、何回も泊まっているので勝手知ったるといった感じで、まるで我が家に帰るかのように向かうのである。

到着すると、なんと松山在住の我が輩のバイク仲間S氏が、おニューのマシンと共に我が輩の到着を待っていてくれたではないか!

事前におおよその予定はFacebookに載せていたとはいえ、これには感激でした~(^^)
c0133458_22004825.jpg


S氏と二人で、野村マスター特製のジャンボオムライスをいただきながら、しばし、久々の再会と近況報告などで楽しく談笑し、S氏と今度は我が輩の地元での再会を約束し、日も暮れる頃にお見送りしたのです。
c0133458_23041260.jpg


この日の宿泊客は我が輩だけ。

夜は二人で「オン&オフ」の野村マスター特製のハイボールで、我が輩の四国八十八カ所巡拝の旅の「結願」を祝ってもらい、良い具合に酒が入った我が輩は、この日もいつものごとく早々に沈没したのであった…



つづく
c0133458_23204439.png

[PR]
トラックバックURL : https://gotu.exblog.jp/tb/28573918
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
名前
URL
削除用パスワード
by gotutrk | 2017-12-30 23:08 | 四国八十八カ所お遍路ツーリング | Trackback | Comments(0)

「ごつ」の単車生活


by ごつ