四国八十八カ所お遍路ツーリング「修行の道場」編レポート 最終章

旅も3日目の朝を迎え、今日は第三十一番札所「竹林寺」からスタート。
通勤時間帯なので、交通量は多いが、大都会の通勤ラッシュと違い、程よい高知の街の喧噪が心地良い。

第三十一番札所「竹林寺」

このお寺は、高知市街にも程近い、浦戸湾を眺める五台山の上に位置し、霊場中でも有数の大きな札所。
樹齢の古い大きな木々に囲まれ、荘厳な雰囲気があり、紅葉の時期はさぞや見事であろうと思います。
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第三十二番札所「禅師峰寺」


土佐湾(太平洋)沿いの高台に位置する札所。
右手に坂本龍馬で有名な桂浜、正面には太平洋の大海原をど~んと眺めます。
高知の定番ツーリングスポット「黒潮ライン」の沿線にあります。
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ここから次の札所までは、浦戸湾の対岸まで「浦戸大橋」を渡ればすぐ近くなのですが、ここは渡し船に乗ることにする。
「高知県営渡船」といいまして、こちら側の種崎から対岸の長浜までの、およそ約500メートルほどを結んでおります。

人と自転車、バイクは原付だけが利用することができるので、これは乗らない手は無い!
しかも驚くことに「無料」なのだ~(^_^)v

お遍路さんにも人気のルートになっています。
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船着き場はこぢんまりとして、旅情たっぷり(寅さんになった気分)
やってきた船は「龍馬」という小さな船。

地元の人よりお遍路さんの方が多く、我が輩も白衣を着ているのと、バイクで回っているのが珍しいのか、乗船前から色々な方に話し掛けられる。
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独りのご年配の男性が、我が輩のナンバーを見てびっくり。

なんでも、我が輩と同じ街にお住まいの方でして、お尋ねすると御自宅も近所(笑
もう何回も巡拝されている「先達さん」だそうでして、航海中(といっても5分もないが)はずっとその方と歓談しておりました。

南無大師遍照金剛同行二人
どうか道中の御無事をお祈りします。

あっという間に対岸の、これまた小さな長浜の船着き場に到着し、次の札所を目指します。
う~ん、乗って良かった!
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第三十三番札所「雪蹊寺」

長浜の小さな港町にあるお寺さん。
街に近いせいか、参拝者も多いです。
参拝を終え、参道の階段を下っていたところ、なんと目の前を歩いていた高齢女性が真っ逆さまに階段の下まで転落…(^_^;)
慌てて駆け寄ると、頭から出血しているは、足は見ただけで分かるくらいに骨折しているはで重傷の様子であったことから、安静にすることを指示し、救急車を要請しました。

南無大師遍照金剛同行二人
どうかその後、御無事であることを祈るばかり。

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第三十四番札所「種間寺」

平野部の田園地帯のある広々とした明るい雰囲気のお寺。
駐車場も広くて、秋の行楽シーズンのせいか、大型観光バスが何台もやって来る。
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遍路道も、この辺りは完全に地元の商店街やら住宅街の中を通っており、うっかり「道しるべ」を見落とすと大きなロスになる(だいぶ迷いました…
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第三十五番札所「清滝寺」


ある意味「難所」のお寺である。
というのは、このお寺は山の上にあるのだが、とにかく寺までの山道が狭いは、勾配とカーブがきついは…(T_T)
こっちは原付だからスイスイと行けるが、途中で出会った車遍路の人達は、対向離合もできずに往生している様子。
観光バスの人はどうしてるんでしょうね…
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第三十六番札所「青龍寺」

四国有数の絶景シーサイドツーリングルートである「横浪黒潮ライン」沿いにあるお寺。
あの朝青龍の四股名は、このお寺に由来しているそうです。
何故かというと、朝青龍の出身校が、すぐ近くにある「明徳義塾」なんだそうです(^^)
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さて、ここから37番「岩本寺」までは、約50キロの移動になります。
久しぶりの「横浪黒潮ライン」を快走し、須崎で国道56号に入り、淡々と窪川を目指します。

途中、道の駅「あぐり窪川」に寄り、ここの名物グルメ「豚まん」をいただきます。
ボリュームもありジューシーで美味しいですよ!
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第三十七番札所「岩本寺」

四万十川上流部にある窪川(四万十町)の街の中心にあるお寺。
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さあ、ここから次の38番「金剛福寺」までは、なんと約100キロもあるのだ!
お寺は足摺岬に位置し、八十八カ所霊場の中でも最長の移動区間を誇るのである。

この時が午後3時半くらい、午後5時の納経所の門限までに行けないことはないのだが、なんとも微妙なところ。
そこまで頑張って行って、間に合わなかった場合の精神的ダメージと、そこから今夜の宿までの移動距離と到着時間を考えると…雨も降りそうだし…(^_^;)

結論、今回のお遍路はここで終了することに決定する。

時間に余裕も出来たことから、白衣を脱ぎ、ここからはちょいとツーリングモードで行くことに。
せっかくなので四万十川の沈下橋でも走ろうと、国道56号を中村まで向かいますが、黒潮町のあたりでとうとう雨が降り出す…(T_T)

あわてて道の駅「ビオスおおがた」の屋根がある場所にバイクを停め、雨合羽を取り出す。
雨宿りがてら、同じく雨宿りをしている、大阪から来られたという歩き遍路の年配男性と歓談する。

雨も小降りになってきたことから出発し、中村に向かうことに。
中村から国道441号に入り、ここから江川崎まで、四万十川沿いを約30キロ以上走るが、通行量もほとんどなく快走快走~(^_^)v

途中、いくつかある沈下橋を走るが、秋雨の四万十川もなかなか風情があって良いもんだ。
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夕方6時頃に、今夜の宿である「ON&OFF」に到着!
確か今回で3回目の利用になる我が輩は、立派なリピーターなのだ(笑

野村マスターに暖かく出迎えてもらい、濡れた雨合羽を物干場に干す。
今夜の客は我が輩だけの貸し切り。

この「ON&OFF」、創業者である亡くなった先代の親父さんの頃から、バイク乗りと自転車乗り、そして旅人に愛され続ける喫茶店兼民宿である。

親父さんとは、その昔、熊本の五木村で開催されていた伝説の林道レース「春のよ~いドン」で御一緒したのが縁の始まりである。
親父さん、当時は確か70歳くらいだったと思うが、まあ速いのなんのって。

この日は雨模様で客も我が輩だけなので、夜は野村マスターと二人でしっぽりと呑むつもりでしたが、日も暮れたころに一台のバイクが駐車場に入ってきた。

ごつ「んっ、この音はハヤブサか?」

外に見に出たら、やっぱりブサでした(笑
九州からの方でして、キャンプツーで回っていたそうですが、雨足と風も強くなってきたので予定を変更したそうです。

我が輩も隼のオーナーなので、お互いに話も弾み、夕食後は野村マスターも交えて楽しい一夜になりました。
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翌朝は、美味しい朝食をいただき、野村マスター&ハヤブサ氏に別れを告げ「ON&OFF」を後にする。
今回もお世話になりました!楽しかったです~(^^)

この日も、あいにくの雨模様であるが、今日は帰るだけなのでお気楽モード。
八幡浜港に到着し時間もあることから、目の前にある道の駅「八幡浜みなっと」でお土産を物色する。
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臼杵港に到着し、4日間無事であったマイトランポにバイクを積み込み、無事に帰宅したのである。
帰りは天気も悪かったので、車に積んできて良かった~と、つくづく思いました(笑
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臼杵~八幡浜航路は、今回の旅で初めて利用しましたが、コストパフォーマンスも良く、また利用したいと思います(駐車場もタダだし


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Commented by at 2017-10-18 12:56 x
お疲れ様でした。
私もいつかはお遍路を目指します。
Commented by gotutrk at 2017-10-19 18:22
> 桐さん
ありがとうございます!
昨年のお遍路のレポートなので、まだまだ続きま~す(^^)
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by gotutrk | 2017-10-17 12:59 | 四国八十八カ所お遍路ツーリング | Trackback | Comments(2)

「ごつ」の単車生活


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