四国八十八カ所お遍路ツーリング「発心の道場」編レポート その6

まだ性懲りもなく続く「お遍路レポート」

さて、いよいよ今回の「お遍路ツーリング」で札所間の移動としては最長距離となる(約42キロ)十一番札所「藤井寺」から十二番札所「焼山寺」へ向かいます!


十二番札所「焼山寺」


ここから焼山寺までの最短ルートは県道43号を大きな峠を二つばかし超えるルート。

ツアー等の観光バスや自家用車で安全に行くには、快適な国道193号を通るルートがメジャーどころらしいが、こちらは身軽なバイクなので、ほぼ遍路道に近いルートの県道ルートを行くことに。

えっちらおっちらと、つづら折れの山道を登ったり下ったりしながら、完全なる無人の静かな山中をゆっくりとバイクを走らせます。

途中には、ぽつんぽつんと山肌に張り付くように、小さな集落が点在します。
この移動区間が、今回の旅で一番四国らしい、山深く夏の色濃い、美しい景色を堪能することができました。

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二時間ばかり掛かっただろうか、やっと目指す「焼山寺」に到着。
標高も高いせいか、これまでの下界より幾分気温は低いが、それでも暑い…(笑

これまた、だだっ広い駐車場には我が輩だけ。
なぜか参道の入り口では大きい恵比寿さん?がお出迎え。

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このお寺、駐車場から山門までは結構な距離がありまして、徒歩10分。
微妙な登りの参道は、この暑さの中ではなかなかきついもんがある。

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それでも、途中には綺麗で冷たい岩清水が湧いており、これまた頭から水をかぶって「ぷは~っ」とする(笑

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やっとこさで山門にたどり着き記念撮影をしようと思ったら、三脚やら参拝グッズを入れているメッセンジャーバッグを忘れていることに気づき、失意の中再び駐車場まで戻る(これには心が折れた…

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気を取り直して、山門で記念撮影~(^_^)v
う~ん、感無量!

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弘法大師様の銅像に見入るようになったのは、少しは信心が芽生えてきたのか?

お寺は期待通りの大変立派な佇まいでして、境内の杉の大木が真夏の日差しを心地よく和らげてくれれます。

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お寺の付近数キロに人家等は全く無いと思われ、山中の静寂の中に蝉時雨だけが響き渡る。

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せっかくここまで来たのだからとのんびりと参拝を済ませ、参拝後は納経所に隣接する立派な休憩所でまったりと一服する。

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他に参拝者は、歩き遍路の年配の男性が二人だけ。

さて、まだ時間に余裕もあるが、ここから十三番札所「大日寺」までは、山を南側に下り国道438号&439号に出て徳島市内方面へ約30キロの道のり。
ちなみに、八十八カ所中に「大日寺」という同名のお寺さんは三カ所あるのですが、その理由については知らないので、いつか調べてみたいとこです。

「大日寺」から今夜の宿「道しるべ」さんまでは約20キロといったところ。

頑張れば宿の夕食時間までには到着できそうだが、今回最大の難所ともいえる「焼山寺」を制覇した達成感と、ここまでの暑い中でのライディングの疲れもあり、この日はここで切り上げ、早めに宿にチェックインし、まったりすることにする。

さて、標高の高い「焼山寺」から下界に降り、ここからしばらく灼熱のロードを走り、ヘロヘロになりながら、本日の宿である徳島県板野町にある「旅人の宿 道しるべ」さんにチェックイン。

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高松自動車道沿いの高台にポツンと佇む綺麗な一軒宿の民宿でして、温和で物静かな御主人が温かく出迎えてくれます。

本日の宿泊客は計4名、全員が御遍路。

東京と大阪から来たという、歩き遍路初日の男子大学生二人と、軽自動車で関東方面から御遍路に来られた御年配の男性が一人。

綺麗で広い和室に通してもらいますが、完全個室で必要なものは全て揃っており至って快適~
到着前に事前に電話連絡していたのですが、部屋に冷房を入れておいてくれました!

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外気温36度の中をバイクで走り回ったので、早速ひとっ風呂浴びて、コンビニで買ってきた缶ビールで一人で乾杯!

入浴中に備え付けの洗濯機で汗をたっぷり吸った衣類を洗い、部屋に干しまくります(笑

この宿、パブリックスペースには漫画や文庫本が沢山ありまして、中には結構マニアックな我輩好みな本もあり、一人でも退屈しません(笑

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食堂の冷蔵庫には、ビールやその他飲料類を良心的な値段で置いてあります。

ちなみにこの宿、バイク乗りは500円割引で、一泊二食付で5000円程度と非常にコスパが高く満足度も高く、おすすめの宿ですよ!(^_^)v

夕食は、大学生たちと3人で談笑しながらの楽しい食事となりました。
ご主人お手製の食事は米が特に美味しくて、お腹一杯食べました~(^^)

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夕食後は、それぞれ部屋に戻ったあとに再び食堂に集まり、御主人から御遍路に関するアドバイスや四国にまつわる色々なお話をして戴きました。

我が輩、酒が回りほろ酔い気分でお話を聞いてましたが、ふと横を見ると大学生達は真剣な眼差しで御主人のお話を拝聴していたので少しだけ反省…m(_ _)m

そんなこんなで、日中の暑さと長旅の疲れからか早々に就寝し、翌朝は午前6時に起床。

歩き遍路の大学生達は早々と出発するというので、負けじとおっちゃんの我が輩も彼らと一緒に午前6時半から朝食を戴きます。

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大学生達の旅の安全祈りつつ別れを告げ、我が輩もここから約20キロ離れた第十三番札所「大日寺」を目指します。

頑張れ大学生!つか、昨日出会った自転車で遍路中の港区の高校生といい、最近の若者は気合いが入ってますな~(^_^;)


つづく
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by gotutrk | 2015-10-15 14:42 | 四国八十八カ所霊場巡拝の旅 | Comments(0)

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